2017.05.28 Sunday
アポロン君
ご報告。
(私の備忘録なのでカルトナージュ記事はないのでご興味がない方はスルーしてください。。)
5月22日18時 大切な家族でありアトリエの看板犬のアポロンが
とうとう天国に旅立ってしまいました。
14歳5か月でした。
7歳の時から心臓の病気(僧帽弁閉鎖不全症)がわかり、それから投薬の毎日でした。
それでも急激な悪化などはなく比較的元気に過ごしてきました。
今年の2月に心臓病からくる肺水腫で倒れ、そこからは日々苦しそうな咳と呼吸で
体調のいい日と悪い日の繰り返しでしたが、
それでも元気な日はご飯をモリモリ食べ、ゆっくりお散歩したりできました。
倒れてからは、絶対安静ですと病院でも言われていたので、寝てる事が多かったですが、
なるべく沢山の時間を一緒に過ごし主人と少しでも苦しさを紛らわせてあげられるように
できる事は精一杯やろうと思ってお世話してきました。
この3か月が今まで暮らした中で最も濃密でアポロンと語り合った日々かもしれません。
5月20日、21日はアトリエレッスンで生徒さんが来る日でした。
苦しい息をしながらも、いつも通り生徒さんを迎えて、帰る時はちゃんとお見送りもしました。
レッスン中も何度も見廻りにも来ましたし(笑)
最後までしっかり看板犬としての仕事をやり遂げました。
21日の夜からとても息が早く苦しそうになったので、酸素BOXで過ごし
翌日に栄養剤と薬が効いてきたら持ち直し少しご飯を食べて家中を歩いていました。
午後になり体調がよくなったようなので、私は仕事に向かおうとしたら、給湯機の電源が入らなくなり
修理は2時頃と言われその日は仕事は休んで、アポロンと過ごすことにしました。
後で考えたらこれはアポロンからの「行かないで一緒にいてねっ」てメッセージだったんだと思います。
日中もほとんどを酸素BOXの中で過ごしてましたが、夕方今までにないぐらい息が早くチアノーゼを起こし
始めたので、慌てて酸素BOXに入れるとしばらく大人しくしてましたが、夕方5時頃から酸素BOXから
出せ出せと扉を叩くので出してあげるとゆっくり1歩1歩踏みしめながら家中を歩き、匂いを嗅ぎ立ち止まり、
ジッと見つめて、また歩きを繰り返しまるで家中の思い出とお別れの挨拶をしているようでした。
そして、6時前キッチンの奥でパタッと倒れました。ダストボックスに隠れるようにして。
全身をゆっくり撫でながら「よく頑張ったね。もう無理に頑張らなくていいよ。いい子だね。怖くないよ」
って声をかけたら、何度かうなずくような体制をとり呼吸が止まりました。
立派な最後でした。
あまり苦しまなかったのが救いです。
その後はとっても穏やかな顔で眠っているようでした。
病院では4月の時点で、もう打つ手はないと言われていたので、無理な治療はせずアポロンの生命力に
任せたいと先生と話していました。不安な時はいつでも来てくださいね、
電話でもいいんですよ。っていつもいってくれた先生。
10年以上もお世話になってビビりなアポロンをいつも優しく見てくれました。
私の話もよく聞いてくれる先生でそういった面でも病院通いは長かったけど、
いい病院と先生に恵まれて私もアポロンも幸せでした。
アポロンが亡くなってからご報告とお礼に伺ったら一緒に泣いてくれました。
生後2か月で家に来たので14年と3か月いつもいつもそばにいてくれました。
甘えん坊でビビりだったけど、とっても賢いいい子でした。
遊んで遊んでと私の膝をトントンしてくる仕草がとても可愛かったです。
甘えん坊なので家の中で私か主人の後をストーカー並みにトコトコくっついてきました。
撫でであげるといつもとても気持ちよさそうな顔をしてくれました。
キャベツとニンジンとブロッコリーと梨とヨーグルトが好きでした。
嬉しい時楽しい時は本当にニッコリ笑って可愛い顔をしてくれました。
アポロン君に出逢えて一緒に暮らす事ができて本当に良かったです。
沢山の幸せな時をありがとう。
そして、いつも可愛がってくれた生徒さん、ありがとうございました。
子犬の頃から一緒に遊んでくれた友達、ありがとう。
この3か月間仕事関係の方には結構ご迷惑をおかけしてしまいました。
でも、どなたも心から優しい対応をしていただいたので本当にありがたいです。
私は幸せ者です。感謝してます。
アポロンはみんなに可愛がってもらえて本当に幸せだったと思います。
今まで本当にありがとうございましたm(__)m
感謝。深謝。
ありがとう。また会おうね アポロン♪
P.S ちょっと寂しいですけど、レッスンは通常通り行いますのでご心配なく。
犬の話をすると私がいきなり号泣するかもしれませんが。。あしからず。m(__)m