カルトンの特性を知る!の巻

  • 2015.06.06 Saturday
  • 21:49


カルトナージュのレッスン中は皆さん作製に夢中だし時間に追われてるのもあり
作製のコツ以外のマテリアルの話はなかなかできてない&あんまり海馬に保存されてないような気がするので、おさらいの意味で私なりの作成のコツや材料の話をしてみたいと思います。
 
カルトナージュと言えば、まず絶対に必要なのがカルトン。
カートン欲しい!と思ったら、習い始めの頃は紙の温度とキハラとパピエリウムぐらいでしたが、最近は東急ハンズやホームセンターとかでも売ってたりして便利になりましたね。
 
そんなカートンですが、最初はなかなか手強い。カートンを力任せに無理やりカットしようとすると手が痛くて筋肉痛やら関節痛やら腱鞘炎なんかを引き起こしたりします。
2.5mmを大量にカットするなんてことになると、松岡修造なみの気合とテンションが必要です。
そして必死の思いでカットしたカートンを組み立て、布を貼ったら反りまくってるなんてこともよくありがちです。
 
そこで、まずカートンの特性をちゃんと知ってあげると、少しはカートンも心を開いてくれるので扱いが楽になり仕上がりにも違いが出ます。原因が分かるとちゃんと結果に結びつくってことですね。
 
カートンの種類には、カルトングリ、カルトンボア、カルトンネットとかいろいろありますが、日本で気軽に手に入りお手ごろ価格で使いやすいのは、グレー台紙と言われてるものです。別名というか本名だとチップボールと命名されてます。
 
で、サイズに関しても号数とかgとか厚みとかいろいろありますが、そこは深く掘り下げてもふぅ〜〜ん、、って感じなのでちょっと飛ばして、カートンの取り扱いで何より大事なのは「紙の目」です。
繊維の流れる方向です。
その紙の目に沿うようにカットする時は3.0mmでもカットしやすいです。
逆に紙の目に垂直になるようにカットする場合は流れにそっていないため繊維の抵抗を受けるのでカットはしづらいです。カートンがより硬く感じるということになります。


同じ2.5mmをカットしてる時でも、カットが辛い時と比較的ラクな時があったりしませんか?それは皆さんの体調の良し悪しではなく紙の目のせいだったのですよー!
 

紙の目の見極め方はカートン表面をよーーく見ると繊維が走っている方向が見えます。

目を凝らしても見えないわ!!という方は、カートンを軽く曲げてみてください。力をいれずにグニャっと曲がる方と同じ力を加えても抵抗がある方向がありませんか?

軽い力でグニャっと曲がる上下方向に繊維が走っているということになります。

もひとつついでにいうと軽い力でグニャっと曲げた時によく曲がる面の上面がカートンの表面です。


 

紙の目の方向がわかったらいよいよ線を引いてカットです。

紙の目の方向が分かったからといって、カットがラクな方でカットすればいいのね!!っていうことではないのです。

 

ならば、どのようにカットするか。

それは布を貼った時の仕上がりが反らないようにカットするということです。

 

軽い力でグニャっと簡単に曲がる方向は、丸い箱をつくる時の側面に必ず使用しますよね。

側面が綺麗な曲線を出せるからです。

と、いうことは、そうゆう方向に反りが発生するということです。

なので、四角い箱を作る時に大きな側面に曲がる方向で組み立ててしまったら、当然反りが大きくなるということです。なので、四角箱を作るときは図のように組み立ててください。

 

くれぐれもこんな感じにならないように。。

縦横混合バージョンになっちゃってます。


もちろん↑のの様に組んだからといって反らないわけではありませんよー

高さがある箱の場合やっぱり反りやすいですしね。

 

実は私もすべての作品をこのやり方でやってるわけではありません。

オーダーやギフトなど丁寧に丁寧を重ねて愛情込めて大事に作るときはもちろんこの方法です。

さらにまだまだ+αテクニックもあります。小道具もたくさん使います。

 
が、、、
 

普段使いの自分の箱や試作で作るときは経済的にカートンを取る方法でやったり、2.5以上のカートンをカットする時は紙の目を見てあえてカットしやすい方でカットしたりしてます。だって手が痛いから。。。ちゅん

大量カットの場合は裁断機だって使っております。

 

アトリエの作品を見て「カートン反ってるじゃーん!」て指摘されたら、ごめんなさいって言います。

カルトナージュやってますって言ってるので、きれいに作るコツは学ぶ!!実践も実験もいろいろ沢山TRYします!!!

でもでも、一番大事なのはカルトナージュ楽しぃ〜〜♪の気持ちで作る事だと思ってます。

辛いし面倒くさいしやりたくないってなったらつまらなくなってしまうので、それだけは避けたい。

時には職人気質で作りたいわって時はとことんこだわって作ってみてください!!

仕上がった時の気持ちはきっと富士山頂でご来光を浴びてる気分を味わえます

 

カルトナージュはとっても奥が深い手工芸です。

作ろうと思えばなんだって出来ると思うし、工夫のしがいのある工芸です。

もっともっと楽しく長―くカルトナージュ楽しみたいです。

作り方にタブーなんて基本的にはないのですから、自由に楽しくやりましょう。

でも、基礎とルールはしっかりおさえましょうね。その上でのアレンジは大歓迎です!!

 

そして、カートンの反りに関してはもう一つ大事なポイントの「ボンド(水分)」ということがあります。

ボンドの話はまた次の機会に。。サキ

 

長っ、、、汗

  

GIFT&LESSON of PreservedFlower・Cartonnge〜atelier Beau Cadeau〜
少人数制で楽しくカルトナージュ教室やってます。新規生徒さん募集中です!
出張レッスン、オーダーギフト作成もご相談ください(HP問い合わせからどうぞ


にほんブログ村 ハンドメイドブログ カルトナージュへ

にほんブログ村 ハンドメイドブログ ハンドメイド教室へ


 
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< July 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recent trackback

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM